温泉&旅 倶楽部

別邸 仙寿庵
全室に源泉かけ流しの客室露天風呂を備えるラグジュアリー温泉旅館

別邸 仙寿庵

Bettei Senjuan English Site 

  カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉

pH
8.4

 
Calcium Sodium - Sulfate Chloride Springs
(低張性 弱アルカリ性 温泉)
旧泉質名:含食塩-石膏泉

こんな人に最適

  • 肌をスベスベにしたい方
  • 乾燥肌の方
  • ストレスを感じている方
  • 冷え性の方
住所
〒379-1619 群馬県利根郡みなかみ町谷川614

Google マップ

TEL
0278-20-4141
お問い合わせの際は「温泉検索どっとこむ」を見たとお伝えください。
宿の公式HP

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宿泊レポート

源泉 利用状況
  • 自家源泉
  • 集中管理
  • 共同源泉
  • 混合泉
  • 引き湯
  • 運び湯
  • 湧出状況
  • 自然湧出
  • 掘削自噴
  • 動力揚湯
  • 温泉力 チャート(5段階評価)

    水素イオン濃度 (pHペーハー)

    水素イオン濃度 (pHペーハー)
    一言コメント
    シワをできにくくする美肌の湯

    温泉スペック

    ※環境省から2014年7月に改訂された「鉱泉分析表指針」の泉質別適応症を元に、分かりやすく表現したものです。

    ①メンタル回復 ②不眠症 ③血行促進 ④冷え性 ⑤ドライスキン
    ⑥きりきず ⑦皮膚病 ⑧高血圧(軽症) ⑨胸やけ(飲用)) ⑩胃腸の不調(飲用)
    ⑪便秘(飲用) ⑫生活習慣病 ⑬糖尿病 ⑭痛風 ⑮メタボ対策
    ⑯胆道系の不安 ⑰貧血 ⑱関節リウマチ ⑲脊椎の痛み ⑳免疫力アップ
    ㉑筋肉痛・神経痛 ㉒軽い喘息 ㉓痔の痛み ㉔病後回復 ㉕疲労回復
    • ※注①・・・泉質別適応症に、自律神経不安定症、うつ状態がある泉質(単純温泉・塩化物泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉)。
    • ※注③・・・泉質別適応症に、末梢循環障害がある泉質(塩化物泉・炭酸水素塩泉・二酸化炭素泉・硫化水素型の硫黄泉)。
    • ※注④・・・泉質別適応症に、冷え性がある泉質(塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉)と含鉄泉
    • ※注⑦・・・泉質別適応症に、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、慢性湿疹がある泉質(塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・酸性泉・硫黄泉)。
    • ※注⑨・・・飲用の泉質別適応症に、逆流性食道炎がある泉質(炭酸水素塩泉)。
    • ※注⑩・・・飲用の泉質別適応症に、萎縮性胃炎、胃十二指腸潰瘍がある泉質(塩化物泉・炭酸水素塩泉)。
    • ※注⑪・・・飲用で、塩化物泉硫酸塩泉
    • ※注⑫・・・泉質別適応症に、高コレステロール血症、糖尿病、痛風がある泉質(浴用で、酸性泉放射能泉/飲用で、炭酸水素塩泉・含よう素泉・硫黄泉)。
    • ※注⑮・・・飲用の泉質別適応症に、高コレステロール血症がある泉質(硫酸塩泉・含よう素泉・硫黄泉)。
    • ※注⑱⑲・・・泉質別適応症に、関節リウマチ、剛直性脊椎炎がある泉質(放射能泉)。
    • ※注⑳・・・放射能泉
    • ※注㉑㉔・・単純温泉は、刺激が少ないのでリハビリに適しており、泉質別適応症にはないが「神経痛の湯」「脳卒中(中風)の湯」とも呼ばれている。
    泉質別適応症に該当 一般的適応症に該当

    美肌の湯 7要素

    合計4ポイント ※「美肌の湯」と呼ばれる泉質をポイント数で表しました。

    クレンジング・なめらか効果 シワ防止・蘇生効果 美白・シミ予防効果
    炭酸水素塩泉 硫酸塩泉 硫黄泉
    角質除去・つるすべ効果 コーティング・保湿効果 しっとり・保湿効果 洗浄効果
    弱)アルカリ性の温泉 塩化物泉 メタけい酸(100mg/kg以上) メタほう酸(10mg/kg以上)
    • ※「四大美人泉質」は「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」「(弱)アルカリ性単純温泉」と言われています。
    • ※「塩化物泉」は塩分パックで肌をコーティングする事で、保温・保湿効果と同時に、温泉成分をキープしてくれます。角質が除去された「美人の湯」の後に入る「仕上げの湯」とも呼ばれています。
    • ※「メタけい酸」は保湿作用があり、一部の化粧品にも使われています。
    • ※「メタほう酸」は洗浄作用があり、目薬にも一部使用され、にきびにも効果があると言われています。

    湯ざわり(入浴時)感触メーター(5段階評価)

    湯ざわり(入浴時)

    つるつる 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター とろとろ 湯ざわり(入浴時)感触メーター
    さらさら 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター もちもち 湯ざわり(入浴時)感触メーター
    しゅわしゅわ ぴりぴり
    浴場名大浴場・内湯で判定

    湯あがり(入浴後)感触メーター(5段階評価)

    湯あがり(入浴後)

    すべすべ 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター かさかさ
    さらさら 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター ぺたぺた 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター
    しっとり 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター ぽかぽか 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター
    浴場名大浴場・内湯で判定

    露天風呂からの眺望メーター(5段階評価)

    露天風呂からの眺望

    眺望 眺望 清流・谷川を眼下に、森に囲まれた眺望
    浴場名 浴場名 露天風呂「ほたるの湯」「すずむしの湯」
    露天風呂からの眺望メーター 露天風呂からの眺望メーター 露天風呂からの眺望メーター 露天風呂からの眺望メーター 評価 4

    源泉の利用状況

    加水
    なし
    加温
    なし
    消毒
    なし
    循環
    なし
    入浴剤
    なし
    ※冬季のみ、入浴に適した温度に保つため加温する場合がある。
    源泉率 100%
    湯の入替 客室露天風呂は1日1回/大浴場は3日に1回
    源泉の湧出状況 動力揚湯による3つの自家源泉を混合して使用
    源泉から湯舟までの距離 鞍置の湯・・・500m
    仙寿の湯・・・130m
    河鹿の湯・・・60m
    引湯方法 パイプによる引湯
    温度の調整方法 湯舟に注がれる湯量を調節
    飲泉 不可
    源泉かけ流し風呂 男女別大浴場×2・露天風呂×2・客室露天風呂×18

    温泉成分表 温泉分析書

    泉質名 カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(低張性 弱アルカリ性 温泉)
    旧泉質名:含食塩-石膏泉
    湯の色 無色透明無色透明
    湯の香り 無臭
    溶存物質 1,293mg/kg(ガス性のものを除く成分①+②+③の合計)
    泉温 41.4℃
    pH値 8.4(弱アルカリ性)
    湧出量 約360リットル/分(3つの自家源泉の合計値)
    鞍置(くらおき)の湯・・・180ℓ/分 35℃ 
    仙寿の湯・・・120ℓ/分 43℃
    河鹿の湯・・・60ℓ/分 50℃

    一人あたりの温泉利用量(湧出量/収容人数) :約7.2リットル/人(最大収容人数 50人)
    ※源泉かけ流しの必要条件・浴槽管理に必要な温泉量は、入湯客1人当たり1リットル/分以上(「源泉湯宿」より引用)

    温泉の成分(源泉1kg中に含有する分量)

    陽イオン構成円グラフ
    ①陽イオン ミリグラム ミリバル ミリバル%
    カルシウムイオン(Ca2+ 259.00 12.90 68.82
    ナトリウムイオン(Na+ 130.00 5.65 30.23
    カリウムイオン(K+ 3.50 0.09 0.48
    マグネシウムイオン(Mg2+ 0.74 0.06 0.32
    鉄(Ⅱ)イオン(Fe2+ 0.36 0.01 0.07
    マンガンイオン(Mh2+ 0.21 0.01 0.04
    アルミニウムイオン(Al3+ 0.06 0.01 0.04
    計① 394 18.7 100.00
    陰イオン構成円グラフ
    ②陰イオン ミリグラム ミリバル ミリバル%
    硫酸イオン(SO42- 682 14.2 75.69
    塩化物イオン(Cl- 150 4.24 22.62
    炭酸水素イオン(HCO3- 8.5 0.14 0.74
    炭酸イオン(CO32- 3.0 0.1 0.53
    ふっ化物イオン(F- 1.5 0.08 0.42
           
           
    計② 845 18.8 100.00
    ③非解離成分 ミリグラム ミリモル
    メタけい酸(H2SiO3 43.6 0.56
    メタほう酸(HBO2 10.6 0.24
    計③ 54.2 0.80
    溶存ガス成分 ミリグラム ミリモル
    遊離二酸化炭素(CO2 0.0 0.00
    遊離硫化水素(H2S) 0.0 0.00
    計④ 0.0 0.00
    その他微量成分
    総ヒ素0.017mg/kg 総水銀・鉛イオン・銅イオン検出せず

    のマークがついているところは、「泉質名」に関わる成分と、「温泉」「療養泉」の資格条件になる成分です。


    この泉質ならではの適応症(平成26年7月1日改定)

    きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

    浴用の一般的適応症(平成26年7月1日改定)

    筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

    この泉質ならではの浴用の禁忌症(平成26年7月1日改定)

    一般的禁忌症に準ずる

    浴用の一般的禁忌症(平成26年7月1日改定)

    病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

    飲用の適応症

    不可

    分析日(上記の温泉成分表は下記機関の調査データより引用)

    平成27年5月26日(一般社団法人 群馬県薬剤師会)

    • ※適応症・禁忌症に関しては、平成26年7月の改正の「鉱泉分析法指針」に準拠しています。
    • ※宿よりデータを提供して頂きました。

    「温泉」の資格20項目と「療養泉」の資格8項目

    条件/成分(1kg中の割合)
    ※ひとつでも条件をクリアすれば「温泉」「療養泉」
    A【温泉法】
    「温泉」の条件(規定値)
    B【鉱泉分析法指針】
    「療養泉」の条件(規定値)
    1 温度(泉源から採取される時点) 25℃以上
    2 溶存物質(ガス性のものを除く) 総量1000mg以上
    3 遊離二酸化炭素(遊離炭酸) (CO2 250mg以上 1000mg以上(二酸化炭素泉)
    4 リチウムイオン(Li+ 1mg以上
    5 ストロンチウムイオン(Sr2+ 10mg以上
    6 バリウムイオン(Ba2+ 5mg以上
    7 総鉄イオン[Fe2+(鉄(Ⅱ)イオン/フェロイオン)+Fe3+(鉄(Ⅲ)イオン/フェリイオン)] 10mg以上 20mg以上(含鉄泉)
    8 マンガン(Ⅱ)イオン(第一マンガンイオン)(Mn2+ 10mg以上
    9 水素イオン(H+ 1mg以上 1mg以上(酸性泉)
    10 臭化物イオン(Br- 5mg以上
    11 よう化物イオン(I- 1mg以上 10mg以上(含よう素泉)
    12 ふっ化物イオン(F- 2mg以上
    13 ひ酸水素イオン(ヒドロひ酸イオン)(HAsO42- 1.3mg以上
    14 メタ亜ひ酸 (HAsO2 1mg以上
    15 総硫黄 (S) [HS-(硫化水素イオン)+ S2O32-(チオ硫酸イオン)+ H2S(遊離硫化水素)] 1mg以上 2mg以上(硫黄泉)
    16 メタほう酸(HBO2 5mg以上
    17 メタけい酸(H2SiO3 50mg以上
    18 炭酸水素ナトリウム(重炭酸ソーダ)(NaHCO3 340mg以上
    19 ラドン(Rn) 20ナノキューリー以上
    20×10-10Ci(キューリー)以上
    20(20百億分の1キューリー単位)以上
    =74Bq(ベクレル)/5.5マッヘ以上
    30ナノキューリー以上(放射能泉)
    30×10-10Ci(キューリー)以上
    30(百億分の1キューリー単位)以上
    =111Bq(ベクレル)/8.25マッヘ以上
    20 ラジウム塩(Raとして) 10-8mg以上
    1億分の1㎎以上
    この温泉・療養泉の資格条件 クリア数 3(20項目中) 2(8項目中)
    合計 5 ポイント

    温泉の言い伝え/その他

    伝承による効能

    胃腸病、神経痛、冷え性

    この湯に浸かった歴史上の人物

    小説家・太宰治(1909~1948年)、歌人・若山牧水(1885~1928年)、小説家・文芸評論家・川端康成(1899~1972年)

    この湯に浸かった著名人

    多数の文化人・芸能人が訪れているがプライベートの為不記載

    温泉の解説

    「別邸 仙寿庵」では、3つの自家源泉を混合して使用している。
    3つの源泉名は「鞍置の湯」「河鹿の湯」「仙寿の湯」といい、混合割合は5 : 8 : 12である。
    どの源泉も動力揚湯。つまり、ボーリング(地中に深い細い穴を掘る)を行い、掘削することで得られた温泉のこと。
    3つの源泉の合計の湧出量は約360リットル/分。「別邸 仙寿庵」での最大収容人数は50人なので、単純計算で1人あたり7.2リットル/分ほどの源泉を使用できる ということ。
    諸説あるが、清潔な状態で湯浴みを楽しむためには1人あたり約1リットル/分程度の湧出量が必要と言われている。
    湧出量がこれに満たない場合、循環器や塩素消毒などの設備が必要になる。
    「別邸 仙寿庵」では、数字上でも、充分過ぎるほどの湧出量があるとわかるだろう。
    この宿は全18室で、全ての客室に露天風呂が付いている。
    客室露天風呂の他には、男女別大浴場「一の蔵」と「仙の蔵」には、それぞれ露天風呂「すずむしの湯」と「ほたるの湯」が設けられている。もちろん全ての浴槽で源泉かけ流し。
    源泉かけ流しとは、分かりやすく言えば、源泉が湯舟に注がれたあと、溢れた分はそのまま排水溝へ流して捨ててしまう方法のこと。
    贅沢な湯使いと言えるが、この方法が最も温泉が本来持っているパワーを発揮できる湯使いとも言える。 泉質名は「カルシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物温泉」。旧泉質名でいうと「含食塩石膏泉」。
    まず、成分の多い順で特徴を言えば、まずは「硫酸塩泉」から「脳卒中の湯」という表現がある。
    これは、動脈硬化症の予防や血圧の降下作用があることに由来する。
    そして、2番目には、その肌の蘇生効果から、「アンチ・エイジングの湯」もしくは「若返りの湯」という通称もある。
    これは、カルシウム硫酸塩泉(石膏泉)は 、皮膚の弾力性を刺激し、シワを防ぐ効果があるからだ。
    また、3番目の特徴として「硫酸塩泉」は、「塩化物泉」と同様、切り傷や火傷、ニキビなどの肌表面のトラブルを抑える効果があることから「傷の湯」とも称される。
    塩分の殺菌効果で傷に効くというわけだ。
    さらに4番目として「塩化物泉」は、皮膚に塩分が付着する事により、汗の蒸発を防ぐため、保湿効果が生まれ、湯冷めしにくくなり、「温まりの湯」「熱の湯」と言われている。「冷え性」にお悩みの方にはお勧めだ。
    5番目として、pH8.4の弱アルカリ性の温泉であることも見逃せない。
    一般的に人間の肌は弱酸性であるので、この温泉に浸かると肌表面が反応しツルツルトロトロした肌触りとなる。
    この肌触りは皮膚表面の古い角質が溶けているから発生する。湯上がりにはツルっとした肌に仕上がっているだろう。
    「硫酸塩泉」「弱アルカリ性の温泉」ということから、「別邸 仙寿庵」の温泉は「美肌の湯」だと断言できる。
    しかしながら、溶存物質の割合にもよるが、一般的にアルカリ性の温泉の湯上りは、古い肌の角質をはがされた状態になり、ツルツルにはなるが、すぐに乾燥しがちになる。
    ところが、ここ「別邸 仙寿庵」の温泉は「塩化物泉」でもあるので、塩分のコーティング効果で保湿剤のような役割を果たす。
    そのことから「美肌の湯」の仕上げにいい と言われている。
    別な表現をすれば、弱アルカリ性の温泉でありながら、「塩化物泉」のコーティング効果で肌の乾燥を防ぎ、さらに「硫酸塩泉」の肌の蘇生効果もあるということから、美容の面から言えば「一湯完結」。つまり、マルチな適応症を持つ、ハイブリッドな「美肌の湯」とも言えるだろう。

    男女別大浴場・内風呂「一の蔵」 男女別露天風呂「すずむしの湯」
    男女別大浴場・内風呂「一の蔵」 男女別露天風呂「すずむしの湯」
    大浴場「一の蔵」は露天風呂「すずむしの湯」とセットになっていて、時間別で男女入れ替え制となる。 石造りの浴槽は自然の力強さを感じさせる。備長炭の壁に覆われた熱効率抜群のドライサウナも併設されている。 眼下に清流・谷川が流れ、緑豊かな眺望は心身ともに癒される。浴槽の底面は石が敷き詰められており、適度な刺激が心地よい。 耳を澄ませば、野鳥のさえずりも聴こえ、新鮮な温泉を体感しながら、贅沢な時間を過ごせるだろう。
    男女別大浴場・内風呂「仙の蔵」 男女別露天風呂「ほたるの湯」
    男女別大浴場・内風呂「仙の蔵」 男女別露天風呂「ほたるの湯」
    大浴場「仙の蔵」は露天風呂「ほたるの湯」とセットになっていて、時間別で男女入れ替え制となる。赤の漆が塗られた巨大な檜の湯舟が印象的。仙の蔵には低温のミストサウナが併設されている。肌への負担が少ないため、特に女性にオススメだという。 森の中でひっそりと湯浴みしているかのような印象。テラス席も設けられていて、谷川渓谷に吹く心地よい風を感じることができるだろう。温泉で温まり、テラス席で涼む…これを繰り返すことを「温冷交互浴」といい疲労回復に効果が高いそうだ。

    宿レポート

    名峰・谷川岳(標高1977m)の眺望をいただき、マイナスイオンたっぷりの渓流と森の中、群馬県と新潟県の県境に、水上温泉郷のひとつと数えられている「谷川温泉」がある。比較的小さな温泉地だが、水上温泉郷の中でも、どこかワンクラス上の雰囲気と自然たっぷりの環境が、多くの旅行客を誘っているようだ。
    谷川温泉の開湯は1400年頃といわれる。大正時代から昭和初期の頃には、太宰治、若山牧水、川端康成など文人墨客が訪れている記録もあるそうだ。
    別邸 仙寿庵のオープンは平成9年。8,000坪(現在は土地を買い増しして2万坪となった)という広大な敷地に「旅館たにがわ」の別館としてオープンした。当時、露天風呂付き客室という宿は全国にいくつか存在したが、全室に露天風呂を備えるというところは、もしかしたらこの「別邸 仙寿庵」が最初かもしれない。
    平成24年には、フランスに本拠を置く一流ホテル・レストラングループ「ルレ・エ・シャトー」への加盟が認められた。加盟のためには「5C」が厳格に審査される。Courtesy(心のこもったおもてなし)、Charm(洗練された魅力あるスペース)、Character(特色や個性あるスタイル)、Calm(落ち着きやリラックスできる場所)、Cuisine(質の高い料理)の5つだ。ルレ・エ・シャトーは日本のホテル・宿泊施設で加盟を許された施設は数軒しかなく、その1つが「別邸 仙寿庵」なのである。
    別邸 仙寿庵はオープン当時から繁盛し続けている。これはきっと、設備をどんどん進化させ続けることで、リピーターが後を絶たないからだろう。平成10年に読書室を建設、平成12年・18年・20年と食事処を増設。平成16年にはエステティックサロンと足湯をオープン。平成30年には手湯付きのガーデンテラスをオープン。今後はこのガーデンテラスと広々とした中庭を利用した、自然と一体化したようなイベントも計画中ということで、ますますの進化が楽しみである。
    ハード面だけでなく「おもてなしの心」というソフト面のレベルの高さも、多くのスタッフから感じられる。社長・久保英弘氏の陣頭指揮のもと、良い施設を作り上げようという気概が伝わってくるようだ。ハード面の充実と平行して、ソフト面も向上しているような宿は、やはり顧客満足度は高い。この施設に通うお客様は、リピーターというよりもサポーターという表現が正しいかもしれない。
    静かな山の中で贅沢な空間で時を過ごすことは、人間にとってこの上ない幸せ。至福の時を過ごそうとして、別邸 仙寿庵を選択することは賢明と言うほかないだろう。
    宿泊レポートはコチラ

    料金データ

    1泊2食料金 ¥48,550~
    宿泊時の貸切風呂料金 全室に露天風呂付き
    日帰り 設定なし
    日帰り貸切温泉 設定なし

    宿データ

    創業 1997年(平成9年)
    チェックイン 13:00
    チェックアウト 11:00
    宿の立地環境
    部屋数 全18室
    和15室、和洋1室、洋2室(全室バス・トイレ付)
    収容人数 50名
    駐車場 17台
    施設 バー、エステ、売店、庭園、読書ルーム
    インターネット 全室Wi-Fi対応
    バリアフリー 1部屋のみ対応
    シャワー付きトイレ 全室完備

    交通アクセス

    電車 上越線「水上駅」より車で約10分
    バス 新幹線 上毛高原駅よりバスで約25分
    クルマ 関越自動車道水上ICより約10分
    住所 群馬県/谷川温泉/別邸 仙寿庵
    〒379-1619 群馬県利根郡みなかみ町谷川614 TEL:0278-20-4141

    Google マップ

    データ制作
    2024/05/13

    運営会社

    温泉コム株式会社
    〒192-0063 東京都八王子市元横山町2-5-2 リビングステージ元横山301

    ※メディアへの素材提供、掲載のご依頼はこちらへお問い合わせください。

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