≪業界初≫泉質表付き温泉レポート!地球の恵み「温泉」にこだわりぬいた、全国各地の源泉かけ流しの温泉宿を巡った実レポートをご紹介。

温泉分析書を読む3ステップ

温泉分析書の読み方を知って、温泉マスターになろう!

ステップ1:温泉の条件

ステップ2:泉質の分類

ステップ3:泉質名の決定

療養泉(泉質)の分類

「療養泉」は、含有成分による適応症の違いを、主要泉質名で大別しています。
泉質名は、昭和54年に改定されましたが、以前の泉質名(旧泉質名)の方が、分かりやすいという事もあり、現在も新旧併用して掲示している場合が多いです。

新旧泉質名対照表⇒

単純温泉

温泉水1kg中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が、1,000mg未満、湧出時の泉温が25℃以上のものです。
この内、pH8.5以上のものを「アルカリ性単純温泉」と呼んでいます。
アルカリ性単純温泉は、肌触りが柔らかく刺激も少ない為万人の湯として多くの温泉地にみられる泉質です。 →この泉質の宿

二酸化炭素泉(炭酸泉)

温泉水1s中に遊離炭酸(二酸化炭素)を、1,000mg以上含むものです。
入浴すると全身に炭酸の泡が付着します。ただし泉温が高いものや加温をすると炭酸がとんでしまいます。
その炭酸成分には血管を拡張する働きがあり、心臓に負担をかけずに血圧を下げるので「心臓の湯」といわれます。国内には比較的少ない泉質で、泉温が高いものでは大分県・長湯温泉が有名です。→この泉質の宿

炭酸水素塩泉(重炭酸土類泉)(重曹泉)

温泉水1s中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が炭酸水素イオン(HCO3-)のものです。
陽イオンの主成分により、 カルシウム<マグネシウム>−炭酸水素塩泉(重炭酸土類泉)、 ナトリウム−炭酸水素塩泉(重曹泉)などに分類されます。
カルシウム<マグネシウム>−炭酸水素塩泉(重炭酸土類泉)からは、石灰質の温泉沈殿物・析出物が生成されます。鎮静作用による皮膚病などに効果があります。苦味があり、飲泉すると利尿効果があります。
ナトリウム−炭酸水素塩泉(重曹泉)は乳化現象により皮膚の表面を柔らくし肌をツルツルにします。同時に水分が蒸発しやすく湯冷めしやすいです。→この泉質の宿

塩化物泉(食塩泉)

温泉水1s中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が塩素イオン (Cl-)のものです。
日本には比較的多く見られる泉質で、陽イオンの主成分により、ナトリウム−塩化物泉(食塩泉)、カルシウム−塩化物泉、マグネシウム−塩化物泉などに分類されます。
塩分によりなめると塩辛く、保温効果があります。日本では単純温泉の次に多い泉質です。 →この泉質の宿

硫酸塩泉(芒硝泉)(石膏泉)(正苦味泉)

温泉水1s中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫酸イオン (SO42-)のものです。
陽イオンの主成分により、ナトリウム−硫酸塩泉(芒硝泉)、カルシウム−硫酸塩泉(石膏泉)、マグネシウム−硫酸塩泉(正苦味泉)などに分類され、様々な特色がみられます。 →この泉質の宿

含鉄−銅泉(炭酸鉄泉)(緑礬泉)

温泉水1s中に総鉄イオン(鉄Uまたは鉄V)を20r以上含有、または銅イオン(Cu2+)を1mg以上含有するものです。
陰イオンによって炭酸水素塩型と硫酸塩型に分類されます。空気に触れると 鉄の酸化によって、湯の色が赤褐色になります。鉄分を含むため月経障害、貧血症などに効果があります。
また、鉄の含有量が20rに達していない場合は、炭酸水素塩泉(炭酸鉄泉)や硫酸塩泉(緑礬泉)等に分類されます。温泉水の色は含鉄泉と同様に赤褐色 になったり、鉄分が少ない場合は茶褐色・緑褐色・黄褐色等になることがあります。 効用は炭酸鉄泉と同じです。→この泉質の宿

含アルミニウム泉(明礬泉)

温泉水1s中にアルミニウムイオン(Al3+)を100mg以上含有するものです。
しかし、大半は含有量を満たさない、陰イオンの主成分が硫酸イオン(SO42-)の、アルミニウム−硫酸塩泉(明礬泉)です。
湯の色は青白色を帯びることが多いです。明礬の収斂作用には、肌をひきしめたり、炎症を抑える効果、その他殺菌作用があります。水虫や慢性皮膚病、また「目の湯」とも言われ「白内障」「結膜炎」などにも効果があります。 →この泉質の宿

硫黄泉

温泉水1s中に総硫黄2r以上含有するものです。
単純硫黄型と硫化水素型に大別され、日本では比較的多い泉質です。 タマゴの腐敗臭に似た特有の臭いは、硫化水素によるものです。
硫黄泉は余分な皮脂や角質を落とし、また硫黄分が薄い膜をつくり紫外線から肌を守る為「美白の湯」ともいわれ、硫化水素型は「ぜんそく」「気管支炎」に効果があるといわれます。→この泉質の宿

酸性泉

温泉水の1kg中に水素イオン(H+)を1mg以上含有しているものです。 多くの場合は、遊離の硫酸や塩酸の形で含まれ、強い酸性を示します。殺菌効果が非常に高く、慢性皮膚病、特に水虫、切り傷などにいいとされます。 刺激が強い為、肌の弱い方の入浴や、飲泉には注意が必要です。→この泉質の宿

放射能泉

温泉水1s中にラドンを30×10-10キュリー以上 (8.25マッヘ以上)含有しているものです。
放射能というと人体に悪影響を及ぼすと考えがちですが、「ホルミシス効果」といって、ごく微量の放射能は、生物の成長・発育の促進、延命など、むしろ人体に良い影響を与えることが実証されています。放射能泉は世界的にも珍しく、オーストリアのバドガシュタイン、ドイツのバーデンバーデン、日本では三朝温泉(鳥取)と、玉川温泉(秋田)が有名です。→この泉質の宿

鉱泉の分類

加えて・・・液性、浸透圧、泉温など、鉱泉の分類によりお湯の性質を指し示します。

液性による分類 pH値
pH(ペーハー)3未満 酸性
pH3以上6未満 弱酸性
pH6以上7.5未満 中性
pH7.5以上8.5未満 弱アルカリ性
pH8.5以上 アルカリ性
アルカリ性が強くなるとヌルヌルし、酸性が強くなるとピリピリします。
泉温による分類
25℃未満の場合 冷鉱泉
25℃以上34℃未満 低温泉
34℃以上42℃未満 温泉
42℃以上 高温泉
低温泉〜温泉〜高温泉が「温泉」と言われている範囲になります。


浸透圧による分類
低張性 溶存物質総量 8g/kg未満、凝固点 -0.55℃以上
等張性 溶存物質総量 8以上10g/kg未満、凝固点 -0.55未満-0.58℃以上
高張性 溶存物質総量 10g/kg以上、凝固点 -0.58℃未満

浸透圧とは、濃度が異なる2種類の液体を半透膜で仕切った時に、その膜にかかる圧力のことを言います。
ここでいう浸透圧は、その温泉に入浴した際の人体(9g食塩水と等張)皮膚に対する浸透圧を指し示します。
体液溶存物質「9g」に対する温泉溶存物質総量、および凝固点(氷点)によって分類されます。
体液に対し、温泉の濃度が濃い程、温泉が体液に浸透しようとする為、圧力が高くなります=高張性。
等しい場合=等張性、薄い場合=低張性 となります。
高張性の温泉は効力が強い分湯あたりもしやすく、入り方にはより注意が必要です。長湯するには等張性や低張性の方が向いています。


【 STEP3 】泉質名の決定へ⇒


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