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山あいの宿 喜安屋
九重の大自然に溶け込む全室露天風呂付き離れの湯宿

山あいの宿 喜安屋

Ryokan KIYASU-YA English Site 

  ナトリウム-塩化物泉

pH
7.9

 
sodium - chloride springs
(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
旧泉質名:純食塩泉

こんな人に最適

  • 美肌効果を試したい方
  • 切り傷が気になる方
  • 冷え性の方
  • ストレスを感じている方
  • 乾燥肌の方
住所
〒879-4912 大分県玖珠郡九重町筋湯 温泉527番地

Google マップ

TEL
0973-79-3341
お問い合わせの際は「温泉検索どっとこむ」を見たとお伝えください。
宿の公式HP

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貸切温泉どっとこむKashikiri-onsen.com

宿泊レポート

源泉 利用状況
  • 自家源泉
  • 集中管理
  • 共同源泉
  • 混合泉
  • 引き湯
  • 運び湯
  • 湧出状況
  • 自然湧出
  • 掘削自噴
  • 動力揚湯
  • 温泉力 チャート(5段階評価)

    水素イオン濃度 (pHペーハー)

    水素イオン濃度 (pHペーハー)
    一言コメント
    ポカポカ湯冷めしにくい泉質

    温泉スペック

    ※環境省から2014年7月に改訂された「鉱泉分析表指針」の泉質別適応症を元に、分かりやすく表現したものです。

    ①メンタル回復 ②不眠症 ③血行促進 ④冷え性 ⑤ドライスキン
    ⑥きりきず ⑦皮膚病 ⑧高血圧(軽症) ⑨胸やけ(飲用) ⑩胃腸の不調(飲用)
    ⑪便秘(飲用) ⑫生活習慣病 ⑬糖尿病 ⑭痛風 ⑮メタボ対策(飲用)
    ⑯胆道系の不安(飲用) ⑰貧血 ⑱関節リウマチ ⑲脊椎の痛み ⑳免疫力アップ
    ㉑筋肉痛・神経痛 ㉒軽い喘息 ㉓痔の痛み ㉔病後回復 ㉕疲労回復
    • ※注①・・・泉質別適応症に、自律神経不安定症、うつ状態がある泉質(単純温泉・塩化物泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉)。
    • ※注③・・・泉質別適応症に、末梢循環障害がある泉質(塩化物泉・炭酸水素塩泉・二酸化炭素泉・硫化水素型の硫黄泉)。
    • ※注④・・・泉質別適応症に、冷え性がある泉質(塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉)と含鉄泉
    • ※注⑦・・・泉質別適応症に、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、慢性湿疹がある泉質(塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・酸性泉・硫黄泉)。
    • ※注⑨・・・飲用の泉質別適応症に、逆流性食道炎がある泉質(炭酸水素塩泉)。
    • ※注⑩・・・飲用の泉質別適応症に、萎縮性胃炎、胃十二指腸潰瘍がある泉質(塩化物泉・炭酸水素塩泉)。
    • ※注⑪・・・飲用で、塩化物泉硫酸塩泉
    • ※注⑫・・・泉質別適応症に、高コレステロール血症、糖尿病、痛風がある泉質(浴用で、酸性泉放射能泉/飲用で、炭酸水素塩泉・含よう素泉・硫黄泉)。
    • ※注⑮・・・飲用の泉質別適応症に、高コレステロール血症がある泉質(硫酸塩泉・含よう素泉・硫黄泉)。
    • ※注⑱⑲・・・泉質別適応症に、関節リウマチ、強直性脊椎炎がある泉質(放射能泉)。
    • ※注⑳・・・放射能泉
    • ※注㉑㉔・・単純温泉は、刺激が少ないのでリハビリに適しており、泉質別適応症にはないが「神経痛の湯」「脳卒中(中風)の湯」とも呼ばれている。
    泉質別適応症に該当 一般的適応症に該当

    美肌の湯 7要素

    合計4ポイント ※「美肌の湯」と呼ばれる泉質をポイント数で表しました。

    クレンジング・なめらか効果 シワ防止・蘇生効果 美白・シミ予防効果
    炭酸水素塩泉 硫酸塩泉 硫黄泉
    角質除去・つるすべ効果 コーティング・保湿効果 しっとり・保湿効果 洗浄効果
    (弱)アルカリ性の温泉 塩化物泉 メタけい酸(100mg/kg以上) メタほう酸(10mg/kg以上)
    • ※「四大美人泉質」は「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」「(弱)アルカリ性単純温泉」と言われています。
    • ※「塩化物泉」は塩分パックで肌をコーティングする事で、保温・保湿効果と同時に、温泉成分をキープしてくれます。角質が除去された「美人の湯」の後に入る「仕上げの湯」とも呼ばれています。
    • ※「メタけい酸」は保湿作用があり、一部の化粧品にも使われています。
    • ※「メタほう酸」は洗浄作用があり、目薬にも一部使用され、にきびにも効果があると言われています。

    湯ざわり(入浴時)感触メーター(5段階評価)

    湯ざわり(入浴時)

    つるつる 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター とろとろ 湯ざわり(入浴時)感触メーター
    さらさら 湯ざわり(入浴時)感触メーター もちもち 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター 湯ざわり(入浴時)感触メーター
    しゅわしゅわ ぴりぴり
    浴場名客室露天風呂で判定

    湯あがり(入浴後)感触メーター(5段階評価)

    湯あがり(入浴後)

    すべすべ 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター かさかさ
    さらさら ぺたぺた
    しっとり 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター ぽかぽか 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター 湯あがり(入浴後)感触メーター
    浴場名客室露天風呂で判定

    露天風呂からの眺望メーター(5段階評価)

    露天風呂からの眺望

    眺望 眺望 植林された木々に囲まれた風景
    浴場名 浴場名 男女別露天風呂
    露天風呂からの眺望メーター 露天風呂からの眺望メーター 露天風呂からの眺望メーター 評価 3

    源泉の利用状況

    加水
    なし
    加温
    なし
    消毒
    なし
    循環
    なし
    入浴剤
    なし
    ※気温の高い夏季は加水(湧水、井戸水を使用)する場合がある
    ※気温が低い冬季は加温する場合がある
    源泉率 100%
    湯の入替 毎日
    源泉の湧出状況 筋湯温泉供給(株)から配湯
    源泉から湯舟までの距離 数キロメートル
    引湯方法 パイプで引湯
    温度の調整方法 湯舟に注がれる湯量を調節
    飲泉 不可
    源泉かけ流し風呂 客室付き露天風呂×10・貸切露天風呂×2・貸切風呂×2

    温泉成分表 温泉分析書

    泉質名 ナトリウム-塩化物泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
    旧泉質名:純食塩泉
    湯の色 無色透明無色透明
    湯の香り 無臭
    溶存物質 1,554 mg/kg(ガス性のものを除く成分①+②+③の合計)
    泉温 80.3℃ (調査時の気温19℃) 
    pH値 7.9(弱アルカリ性)
    湧出量 約100リットル/分

    一人あたりの温泉利用量(湧出量/収容人数) :約3.3リットル/人(最大収容人数30人)
    ※源泉かけ流しの必要条件・浴槽管理に必要な温泉量は、入湯客1人当たり1リットル/分以上(「源泉湯宿」より引用)

    温泉の成分(源泉1kg中に含有する分量)

    陽イオン構成円グラフ
    ①陽イオン ミリグラム ミリバル ミリバル%
    ナトリウムイオン(Na+ 432 18.79 87.72
    カリウムイオン(K+ 71.3 1.82 8.50
    リチウムイオン(Li+ 2.5 0.36 1.68
    カルシウムイオン(Ca2+ 3.8 0.19 0.89
    マグネシウムイオン(Mg2+ 1.0 0.08 0.37
    アルミニウムイオン(Al3+ 0.8 0.09 0.42
    鉄(Ⅱ)イオン(Fe2+ 0.2 0.01 0.05
    計① 513.0 21.42 100.00
    陰イオン構成円グラフ
    ②陰イオン ミリグラム ミリバル ミリバル%
    塩化物イオン(Cl- 645 18.19 84.64
    硫酸イオン(SO42- 142 2.96 13.77
    炭酸水素イオン(HCO3- 14.0 0.23 1.07
    ふっ化物イオン(F- 1.4 0.07 0.33
    臭化物イオン(Br- 1.9 0.02 0.09
    硝酸イオン(NO3- 0.9 0.01 0.05
    チオ硫酸イオン(S2O32- 0.3 0.01 0.05
    計② 805.5 21.49 100.00
    ③非解離成分 ミリグラム ミリモル
    メタけい酸(H2SiO3 200 -
    メタほう酸(HBO2 35.3 -
    計③ 235.3 -
    溶存ガス成分 ミリグラム ミリモル
    遊離二酸化炭素(CO2 5.7 -
    遊離硫化水素(H2S) 0.00 -
    計④ 5.7 0.00
    その他微量成分
    カドミウム0.001mg/kg未満 、総ヒ素0.007mg/kg、総水銀0.0005mg/kg未満、鉛イオン0.01mg/kg未満、銅イオン0.05mg/kg未満、フッ化物イオン1.4mg/kg、遊離炭酸5.7mg/kg

    のマークがついているところは、「泉質名」に関わる成分と、「温泉」「療養泉」の資格条件になる成分です。


    この泉質ならではの適応症(平成26年7月1日改定)

    きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

    浴用の一般的適応症(平成26年7月1日改定)

    筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

    この泉質ならではの浴用の禁忌症(平成26年7月1日改定)

    なし

    浴用の一般的禁忌症(平成26年7月1日改定)

    病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

    飲用の適応症

    不可

    分析日(上記の温泉成分表は下記機関の調査データより引用)

    令和5年10月23日(公益社団法人 大分県薬剤師会)

    • ※適応症・禁忌症に関しては、平成26年7月の改正の「鉱泉分析法指針」に準拠しています。
    • ※宿よりデータを提供して頂きました。

    「温泉」の資格20項目と「療養泉」の資格8項目

    条件/成分(1kg中の割合)
    ※ひとつでも条件をクリアすれば「温泉」「療養泉」
    A【温泉法】
    「温泉」の条件(規定値)
    B【鉱泉分析法指針】
    「療養泉」の条件(規定値)
    1 温度(泉源から採取される時点) 25℃以上
    2 溶存物質(ガス性のものを除く) 総量1000mg以上
    3 遊離二酸化炭素(遊離炭酸) (CO2 250mg以上 1000mg以上(二酸化炭素泉)
    4 リチウムイオン(Li+ 1mg以上
    5 ストロンチウムイオン(Sr2+ 10mg以上
    6 バリウムイオン(Ba2+ 5mg以上
    7 総鉄イオン[Fe2+(鉄(Ⅱ)イオン/フェロイオン)+Fe3+(鉄(Ⅲ)イオン/フェリイオン)] 10mg以上 20mg以上(含鉄泉)
    8 マンガン(Ⅱ)イオン(第一マンガンイオン)(Mn2+ 10mg以上
    9 水素イオン(H+ 1mg以上 1mg以上(酸性泉)
    10 臭化物イオン(Br- 5mg以上
    11 よう化物イオン(I- 1mg以上 10mg以上(含よう素泉)
    12 ふっ化物イオン(F- 2mg以上
    13 ひ酸水素イオン(ヒドロひ酸イオン)(HAsO42- 1.3mg以上
    14 メタ亜ひ酸 (HAsO2 1mg以上
    15 総硫黄 (S) [HS-(硫化水素イオン)+ S2O32-(チオ硫酸イオン)+ H2S(遊離硫化水素)] 1mg以上 2mg以上(硫黄泉)
    16 メタほう酸(HBO2 5mg以上
    17 メタけい酸(H2SiO3 50mg以上
    18 炭酸水素ナトリウム(重炭酸ソーダ)(NaHCO3 340mg以上
    19 ラドン(Rn) 20ナノキューリー以上
    20×10-10Ci(キューリー)以上
    20(20百億分の1キューリー単位)以上
    =74Bq(ベクレル)/5.5マッヘ以上
    30ナノキューリー以上(放射能泉)
    30×10-10Ci(キューリー)以上
    30(百億分の1キューリー単位)以上
    =111Bq(ベクレル)/8.25マッヘ以上
    20 ラジウム塩(Raとして) 10-8mg以上
    1億分の1㎎以上
    この温泉・療養泉の資格条件 クリア数 5 2
    合計 7 ポイント

    ※日本における「温泉」と呼ばれる条件をポイント数で表しました。

    温泉の言い伝え/その他

    伝承による効能

    筋肉をほぐす、筋の病

    この湯に浸かった歴史上の人物

    開湯は958年で、1658年に温泉地として開かれて以来、多数の人物が訪れている

    この湯に浸かった著名人

    多数の文化人・芸能人が訪れているがプライベートの為不記載

    温泉の解説

    「山あいの宿 喜安屋」では2種類の源泉を使用している。 メインで使用している源泉は、筋湯温泉供給株式会社から引湯しているもので、その泉質は「ナトリウム-塩化物泉」(泉温80.3℃)である。
    水素イオン濃度はpH7.9(弱アルカリ性)
    弱アルカリ性の温泉は、入浴すると古い角質が除去されて、湯上がりに肌がスベスベになるので、美肌の湯と言える。 陽イオンで、87.72mval%(ミリバルパーセント)を占める主要成分のナトリウムイオンは、保湿効果により乾燥肌の改善に貢献するほか、筋肉の緊張を緩和し痛みを和らげ血流を促進して冷え性の改善し、新陳代謝を高め、デトックス効果に貢献する。

    一方、陰イオンで84.64mval%を占めるのが、塩化物イオン
    その役割は、塩分による殺菌効果で切り傷などに有効で、塩分が汗腺を塞ぎ保温効果を高め、体温を上げる事で自律神経のバランス調整に貢献し、さらに塩分コーティングで保湿効果を促進させる。

    塩化物泉の特徴を泉質別適応症の解説を交えてまとめると、次の通り。
    殺菌作用があるため、入浴することで、きりきずなど、皮膚表面のトラブルを抑えてくれる。ゆえに「傷の湯」と呼ばれる。
    また、塩化物泉に入浴すると、塩分がまるでパックのように身体を覆ってくれる。このパックが汗腺(汗を分泌する器官)を塞ぐので、湯上がり後の体温低下が緩やかになりポカポカ感が長続きする。
    このため塩化物泉は「熱の湯」とも呼ばれる。末梢循環障害冷え性の改善に役立つだろう。
    さらには、持続的な保温効果は、自律神経が整いやすく、ストレスホルモンの分泌が抑えられ、リラックス効果が増し、うつ状態などの精神面のトラブルにもいいとされる。
    また、塩化物泉が、皮膚乾燥症にいいとされるのは、前記のように塩分パックが保湿の役割をするためでもある。

    泉質名には現れていない成分にも注目だ。
    陰イオンには、主役のナトリウムイオンに対して、次に多く含まれているのがカリウムイオン(8.50mval%)。
    カリウムイオンは、ナトリウム―塩化物泉に多く含まれる成分の一つである。
    生体内では、カリウムは細胞内液、ナトリウムは細胞外液の主要成分として働き、神経信号の伝達筋肉収縮(手足の痙攣の緩和)、水分代謝などを調節している。
    このため、カリウムイオンは細胞内の浸透圧維持や電解質バランスの調整に関わる、人体に必要なミネラルであり、入浴時のリラックス効果を間接的に支える成分と考えられている。

    陽イオンでは、主役の塩化物イオンに次いで多いのが硫酸イオン(13.77mval%)。
    硫酸イオンは、血管を拡張させ、末梢まで血行を促進し、活発化する血流による温熱効果が、自律神経の調整に寄与する。
    また、皮膚の代謝を促進し、肌にハリと弾力を与える。さらに、ドライスキンやきりきずなどの皮膚トラブルの回復をサポートする。

    非解離成分のメタけい酸は、源泉1kgあたり200mgも含まれている。これは温泉の基準値(50mg/kg)の4倍の数字となる。
    いわゆる天然の保湿成分で、一部の化粧水の原料として使われることがある。湯上がりにはしっとり肌に導いてくれる作用があるのだ。
    このメタけい酸が含まれることも「美肌の湯」と呼ばれる条件のひとつである。

    メタほう酸は35.3mg/kgも含まれており、これは温泉基準値(5mg/kg)の約7倍の数値。 肌の清浄作用があるため、ニキビ等、皮膚表面のトラブルに効果があると考えられている。一部の目薬にも採用されている成分だ。

    陽イオンのリチウムイオンは2.5mg/kgも含まれている。温泉基準値(1mg/kg)の2.5倍の数値。神経の興奮を抑える鎮静作用(リラックス効果)があると言われている。

    メインの「ナトリウムー塩化物泉」に対して、もうひとつの源泉は、筋湯分湯組合から供給されるもので、主に男女別大浴場にて上記の源泉と混合して使用されている。
    その泉質はpH7.0(中性)の「単純温泉」(泉温91.5℃)。
    温泉成分が薄めで、刺激も少なく、いわゆる優しい泉質と言われている。
    お子様からお年寄りまで安心して入れる泉質から「家族の湯」とも呼ばれている。
    男女別大浴場には、ナトリウム-塩化物泉と単純温泉を、およそ7:3の割合で配湯されているという。

    ここでは2つの源泉を合計で、毎分およそ100リットル使用し、源泉かけ流しにしている。
    源泉かけ流しとは、温泉を湯船に注ぎ、溢れた分はそのまま捨ててしまうという贅沢な温泉の使い方。
    この宿の最大収容人数は30人なので、1人あたりの温泉利用量を計算すると、約3.3リットル/分となる。
    目安として一人あたり1リットル/分あれば、温泉を循環せず、衛生的に源泉かけ流しができるとされるので、その3倍以上の源泉量をこの宿は持っているということだ。
    温泉の温度調節も、気温によって浴槽に注ぐ湯の量を調整して適温にしている。さすがに夏場は、泉温が高いため井戸水を加水する事もあるが、できるだけ源泉100%にしようと心がけているという。
    温泉の素晴らしさと、こだわりの湯使いとは何たるかを教えてくれる宿といっても過言ではないだろう。

    なお、筋湯温泉供給株式会社から供給される源泉(ナトリウム-塩化物泉)は、地下から噴出する高温の地熱蒸気を既存の温泉水(単純温泉)へ吹き込み、温泉成分を溶け込ませて造成した、いわゆる「造成泉」に近いタイプの温泉である。
    筋湯温泉供給株式会社の源泉は、近くにある八丁原(はっちょうばる)地熱発電所で発電に使用した後の熱水をそのまま引湯しているわけではない。筋湯分湯組合が供給する単純温泉に、地下から噴出する高温の地熱蒸気を吹き込み、成分を付加・造成したものを各施設へ配湯しているのだ。
    つまりこれは、「蒸気吹き込み型造成泉」または「単純温泉に地熱蒸気由来成分を付加した混合型造成泉」とも言える方式であり、地熱発電と温泉観光の共存を図る先進的な事例のひとつといえる。
    日本はエネルギー資源に乏しい国と言われる一方、地熱資源量はアメリカ、インドネシアに次ぐ世界第3位級とされる。火山大国である日本のポテンシャルを示すデータだ。
    しかし、実際の地熱発電設備容量は世界上位とは言い難い。その背景には、温泉業界との調整、有望地が国立公園内に多いこと、掘削コストの高さなど、様々な課題が存在している。
    特に温泉地との共存問題は大きいが、八丁原地熱発電所と筋湯温泉のような「共生モデル」は、今後の地熱利用を考えるうえで重要な存在となっている。
    地熱発電は、太陽光や風力と同じ再生可能エネルギーでありながら、天候に左右されにくく安定供給が可能な「ベースロード電源」としての特性を持つ。
    将来的に、その価値はさらに見直されていくかもしれない。

    女性用露天風呂 貸切露天風呂「ふくのゆ」
    「女性用露天風呂 貸切露天風呂「ふくのゆ」
    内風呂の大浴場の奥に開放感たっぷりの露天風呂が備わる。野趣溢れる温泉浴を楽しめるのだ。こちらは、メインの「ナトリウム-塩化物泉」(pH7.9の弱アルカリ性)に、「単純温泉」(pH7.0の中性)をブレンドしている。 客室のある本館エリアから外に出て、駐車場を通り、小さな道路を挟んだところに湯小屋がある。その中に2つの貸切露天風呂が備わっている。閑静な空間が魅力。小鳥のさえずりも耳に心地いい。
    家族風呂「もみじ」 10帖タイプ「風」の客室露天風呂(赤石風呂)
    家族風呂「もみじ」 10帖タイプ「風」の客室露天風呂(赤石風呂)
    2017年10月に新設された貸切風呂。この宿では「家族内湯」と呼んでいる。ひのきの湯船が心地いい。他に石造りのお風呂「つくし」もある。客室すべてに専用の露天風呂が備わっているが、ちょっと違う雰囲気を味わいたい場合に利用したい。 湯船の大きさも、大人2人がいっしょに入っても余裕の広さで、ゆったりとした湯浴みが堪能できる。湯船の上に屋根もかかっているので、雨降りの時でも安心。この「赤石風呂」の他に、部屋によって「切石風呂」「黒石風呂」「檜風呂」があり個性豊かだ。

    宿レポート

    筋湯温泉は、北西に涌蓋山(わいたさん)、南西に一目山(ひとめやま)、そして南東方面に九重連山に囲まれた、阿蘇くじゅう国立公園内にある。
    標高1,000mの高地にあるため、夏はとても過ごしやすい。
    さらに、春の新緑や秋の紅葉はもちろん、冬の雪景色と、四季折々の自然を体感できるはずだ。
    そんな筋湯温泉には現在20軒ほどの宿で形成されているが、「山あいの宿 喜安屋」は温泉街の中心から少し離れた閑静な場所にある。
    およそ2000坪の敷地は雑木林に覆われ、すべて平屋造りの離れの客室10室が軒を連ねている。
    客室にはすべて露天風呂が備わり、他にも男女別の大浴場、露天風呂、そして貸切露天風呂2つに家族風呂2つと、贅沢なお風呂のラインナップとなっている。しかもすべてが源泉100%かけ流し。
    料理は、緑深い山々と清流に囲まれた「喜安屋」ならではのもの。
    海のものは一切使わずに、ヤマメや山菜など、地産地消をベースとした構成。
    四季折々の天然素材の持ち味を活かし、滋味溢れる献立となっている。
    宿泊レポートはコチラ

    料金データ

    1泊2食料金 ¥16,500~(税別)
    1泊朝食料金 設定なし
    素泊り 設定なし
    一人泊 ¥43,500~
    宿泊時の貸切風呂料金 無料
    日帰り 男女別の大浴場と露天風呂
    日帰り貸切温泉 宿泊者のみ

    宿データ

    創業 昭和42年 / 移転:平成18年
    チェックイン 15:00
    チェックアウト 10:00
    宿の立地環境
    部屋数 全10室
    和10室(露天風呂・トイレ付き10室)
    収容人数 30名
    駐車場 10台
    施設
    インターネット 全館Wi-Fi 利用可
    バリアフリー
    シャワー付きトイレ 完備

    交通アクセス

    電車 JR豊後中村駅下車~バスにて45分~「筋湯温泉」下車
    バス
    クルマ (大分・福岡方面)大分自動車道・九重ICより30分
    (熊本方面)やまなみハイウェイなどで2時間
    住所 大分県/筋湯温泉/山あいの宿 喜安屋
    〒879-4912 大分県玖珠郡九重町筋湯 温泉527番地 TEL:0973-79-3341

    Google マップ

    データ制作
    2023/06/19

    運営会社

    温泉コム株式会社
    〒192-0063 東京都八王子市元横山町2-5-2 リビングステージ元横山301

    ※メディアへの素材提供、掲載のご依頼はこちらへお問い合わせください。

    お問い合わせ

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